ペコペコ!ニューヨークレストランレビュー

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2011年 11月 17日

Casimir

103 Ave. B
212-358-9683

www.casimirrestaurant.com

イーストビレッジを東に進むと「アルファベットシティー」と呼ばれるエリアに辿り着く。
アベニューの呼び名が数字からアルファベットに変わるのがその呼び名の所以だ。
フレンチビストロのCasimirはこのエリアにひっそりと佇む隠れ家的なレストラン。
この店は、ホットドックの大食い大会等ニューヨークで活躍する日本人アスリート、
小林尊氏も足を運ぶ店。
某メディアではこの店でステーキを頬張る彼がフィーチャーされていたことも。

バーカウンターを横目に薄暗いキャンドルライトの灯った店内を進むと、
奥にテーブル席の置かれたダイニングエリアが広がる。木製のテーブルや椅子、
レンガの壁やそこにかけられた大きな鏡など、ビストロ定番のセットアップは居心地が良い。

Casimirのキッチンを切り盛りするのはアメリカ人シェフのBlair Haneltさん。
この店で7年に渡りフランスの味を追求しているということもあり、味には定評がある。
来店したフランス人客が「この店のシェフは絶対にフランス人だ」と間違ったこともあるという
笑い話もある。

さて、その食事だが、Casimirの料理は着飾ったものではないが、
店内の雰囲気同様に気兼ねなくリラックスして楽しめるものが並ぶ。
前菜では、自家製フォアグラのテリーヌは是非試したい一品。
りんごを原料とした蒸留酒「カルバドス」につけ込まれた風味豊かなテリーヌは前菜にぴったり。
ワインと共に頂きたい。他にもエスカルゴ、サーモンのタルタル、
スモークしたヘリング、パテなどお酒に合う前菜が並ぶ。


ビストロの定番と言えるステーキ・フリット(ステーキとフレンチフライのコンビネーション)、
そしてアルゼンチンの定番チミチュリソースの添えられたバベッテ・アルゼンチンは人気のステーキ料理。
特にバベッテ・アルゼンチンはあっさりしたソースのお陰でヘビーになりがちな肉料理をさっぱり頂ける。
どちらもフレンチフライが盛られて登場し、どんな空腹も満たしてくれるだろう。
肉以外でもモンクフィッシュ・ブロシェット(アンコウの串焼き)、スチームしたムール貝、
ダック・コンフィなどバラエティーを揃えるので、好みに合わせて料理を楽しめる。
また、何を頼んだら良いか分からないという方には、
プレフィックス(セット)メニューでサラッとお店の味を試してみるのも良いだろう。

そして食事以外にも、カクテルやワインもしっかりと揃える。
Zebulonはラムべースのカクテル。ナツメグ、ライム、
ジンジャーの加えられた清涼感あるドリンクだ。他にもマリブ、
オレンジジュースに炭酸の効いたCasablan、コアントロー、
ジンジャー、ライムのHypoliteなど食前、食後に人気のカクテルを楽んでは
如何だろうか。

バーカウンターでさっくりと一杯頂くにしろ、またフルディナーを頂くにしても、
イーストビレッジにてビストロ定番料理を楽しむのであれば立ち寄りたい店だ。


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Photos by Naoko Takagi
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by pecopecony | 2011-11-17 00:26 | フランス
2011年 11月 10日

ZENGO

622 Third Avenue
212-808-8110
www.richardsandoval.com

ラテンとアジアの融合による刺激的なフュージョンとテキーラーバーで人気のレストラン「ZENGO」。
ドアを開けると、目の前には吹き抜けの天井と大きなシャンデリア。
空間を贅沢に使った演出が目の前に広がる。

1階のメインダイニングルームは、バーも含めると180席あり、とても広々としている。
2人用のテーブルから、8人座れるコミューナルテーブルといろいろなテーブルが用意されている。

2階への階段はガラス張りになっていて、異なる世界へと誘導されているかのような
不思議な気持ちになる。またそこは日本色を濃くした空間。長机の前に置かれた大きな酒樽。
カウンターには日本酒と焼酎の瓶がずらりと並べられている。

料理は、$10から$20という値段設定の40種類以上ある小皿料理がおすすめ。
「ハマチのティラディート」はペルーのお刺身。泡状のアボカドソースが優しく
新鮮なハマチを包んだかと思うと、最後にはハラペーニョがピリッと締めてくれる。


メニュー内、アジアとラテンを見事融合させた一品は「北京ダック大根タコス」だろう。
タコスといえばメキシコを代表する料理。とうもろこしで作ったトルティーヤにお肉を挟んだもの。
そしてトルティーヤの代わりをするのはなんと、酢漬けにされた大根。その大根トルティーヤで
ダックとりんごを挟んでいただく。

地下は「テキーラ図書館」と名付けられ、400種類以上のテキーラや
マスカルなど「アガベ」を原料としたスピリッツがずらりと並ぶ。テキーラに詳しい担当者が、
各テキーラの味は勿論のこと、歴史や蒸留方法なども教えてくれる。
またこちらでもZENGOの食事を楽しめるのが嬉しい。
テキーラとアジアンフュージョンという新しい出会いが生まれるのも
ニューヨークらしさだ。

フュージョンの醍醐味は、ただ単に違う国の食材や料理を組み合わすといものではなく、
各国の特徴や伝統を大切にしながらも、味のバランスを保ちながら新たなオリジナルな
料理を創作できること。食の新たな発見を体験したい方は、
是非「ZENGO」に足を運んでいただきたい。

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by pecopecony | 2011-11-10 03:59 | コンテンポラリー
2011年 11月 01日

Water’s Edge

44th Drive L.I.C.
New York

www.watersedgenyc.com
718-482-0033

イーストリバーを挟んでマンハッタン島の東対岸に位置するロング・アイランド・シティー。
マンハッタンの全景を見るにはもってこいの場所に、ニューヨークで一番の景色を楽しめるレストラン、
「Water's Edge」がある。
歌手のビリー・ジョエルが結婚式を行った場所でもある。

優雅な入り口から130席ダイニングルームに入ると、圧巻的とも言える景色が目の前に広がる。
マンハッタンのスカイライン、イーストリバーの川の流れ、エド・カッチ橋(元クィーンズ・ボロ・ブリッジ)、ルーズベルトアイランドが一望できる。

レストランの外側には、ビクトリア調の円形ポーチのアウトドアデッキを新設し、
より近い位置で景色を楽しめる。2階は、300名収容のバンケットスペースとなっており、
会社のパーティーや結婚式といった様々な用途に合わせて、
プライベートイベントを持つことができる。

料理はアメリカ料理。アペタイザーは、ベービー・オクトパスの
グリルサラダやプラウン(海老)のグリルとシーフードのメニューも豊富。
他にもプレゼンテーションも美しいビーツのサラダもお勧めだ。
メインコースには、お肉料理も豊富に用意されており、
フィレミニオンなどスタンダードなアイテムもメニューに並ぶ。

エグゼクティブシェフのオファラ氏は、ニューヨークの有名レストラン、
ブルーリボン、ブルーリボン・ベーカリー、その他多くのレストランで経験を積み、
フードネットワークの人気番組「CHOPPED」にも出演。
常に技術の向上を目指す実力派のシェフだ。

また、フロアにて最高のサービスでもてなすのはフランス人のベテランマネージャー、
ベンチャッテラ氏。この店のために350種類にも及ぶワインプログラムを創り上げ、
お客様の好みとニーズにあったワインを提供している。

当店ではマンハッタンからクィーンズまでの船での交通手段も提供しており、
East 23rd Streetのスカイポートマリーナから無料で3便出航している。
マンハッタンの最高の景色を見るには、マンハッタンの外側にでるのが一番。
ゆっくりと静かなロングアイランド・シティーでマンハッタンの景色を見ながら
落ち着いた食事が楽しめる場所だ。


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by pecopecony | 2011-11-01 04:53 | アメリカ